エアモーター式工場扇・送風機 メンテナンス方法(消音器・サイレンサーの交換方法/グリスアップ方法)

サイレンサーの交換方法(消音器)

ハネの回転が低下した時の対応について

ご使用状況によりサイレンサーが目詰まりを起こし回転に不具合が発生する場合がございます。その際は以下の手順にてサイレンサの交換をお願い致します。
サイレンサーの交換方法の画像1枚目
1.エア供給ホースを取り外します
サイレンサーの交換方法の画像2枚目
2.取り外した状態に破損など問題が無いか確認して頂きます
サイレンサーの交換方法の画像3枚目
3.首振りノブのノブ穴部奥にあるネジをプラスドライバーで外します※
サイレンサーの交換方法の画像4枚目
4.首振りノブのネジを外すとノブが外せます

サイレンサーの交換方法の画像5枚目
5.カバー背面部のネジをプラスドライバーで外します
サイレンサーの交換方法の画像6枚目
6.カバーを取り外すとサイレンサーを取り出せます
サイレンサーの交換方法の画像7枚目
7.交換後は逆の手順で組み立てます

※3項目の首振りノブのノブ穴部奥にあるネジをプラスドライバーで外す際は18インチシリーズ(AFG-18NL/AFF-18NL/AFK-18NL/AFD-NL)は左に回す、24インチシリーズ(AFG-24NL)は右に回すと緩みます

推奨サイレンサーについて

弊社エアモーター式工場扇・送風機の推奨サイレンサーはCKD株式会社様製品のサイレンサー小口径・樹脂ボディタイプSLWシリーズです

・18インチシリーズ推奨型式:SLW-8L

・24インチシリーズ推奨型式:SLW-10A

PDCAサイクル

グリスアップ方法

耐久性や性能を維持するために、エアフィルタ及びサイレンサーの点検をしてください

より耐久性を向上するために、シーズン毎(3~5か月)にグリスアップすることを推奨致します。又、羽根の回転数が低下したときにもサイレンサーの交換と同様にグリスアップをおこなって頂くと改善致します。
グリスアップ方法の画像1枚目
1.モーターカバーを外す為、「首振り用ノブ」を取り外します。奥のネジを左に回すと緩みます。(AFG-24NLは右に回す。)次に「カバー取付ビス」を外します。
グリスアップ方法の画像2枚目
2.「青いリング」を押込んで「サイレンサー用チューブ」を取り外します。(取付時はチューブを押込む。)
グリスアップ方法の画像3枚目
3.「モーターカバー」から「サイレンサー」を取り外し、サイレンサーの汚れや詰まりを点検してください。次にモーター本体のプラグを外します。(プラグネジサイズ:R1/8)

グリスアップ方法の画像4枚目
4.グリスニップルを取り付けてください。
グリスアップ方法の画像5枚目
5.「グリスガン」でグリスを注入してください。(2~3g程度を3~5回押出/外径φ38のグリスガン)古いサイレンサーを取付けた状態で、約5~10分程度ゆっくりモーターを回してください。
グリスアップ方法の画像6枚目
6.古いサイレンサーを取り外しサイレンサーチューブからグリスが出ていないことを確認してください。(※グリスが残っていると、サイレンサーが詰まる恐れがございますので洗浄などグリスを取り除く必要があります。)新しいサイレンサーを取付け、正常に回転することを確認してください。問題なければ、反対手順で元に組付けてください。

推奨グリスについて

弊社エアモーター式工場扇・送風機の推奨グリスは住鉱潤滑剤株式会社様製品の「スミテック305」です

・スミテック305

PDCAサイクル