エアプレッシャーポンプ(APD-20SUS/APD-20SUSN)

エアプレッシャーポンプ APD-20SUS
APD-20SUS

エアプレッシャーポンプ APD-20SUS
APD-20SUSN

エアプレッシャーポンプ APD-20SUS
ドラム缶設置イメージ(※ドラム缶別売)

エアプレッシャーポンプ APD-20SUS
アース線設置イメージ(※ドラム缶別売)

商品紹介

圧縮エアで内圧を利用し移送するポンプ
残液最少で省エネ・引火性の高い液体も安全に小分けに最適

エアプレッシャーポンプ APDシリーズ

《APDシリーズ 吐出専用》
APD-20SUS(溶剤用)
APD-20SUSN(溶剤用/ガンノズル付)

◎電気を使用しない防爆仕様
エア圧を利用して液体を吐出するポンプです。電気を一切使用しないため防爆地域でも安心して利用して下さい。
さらにG・AS・SUSタイプにはアース線が標準装備で静電気対策も万全です。
アース線は接地しているドラム缶や柱、移送先の容器等に取り付けてください。

◎二重安全構造で安心
APDはドラム缶を密閉させ缶内を加圧するので安全面にも十分配慮しています。
自動減圧弁(レギュレーター)はドラム缶内の圧力を一定に保つとともに、一定の圧力(0.025Mpa)以上になるのを防止します。
安全弁は万が一圧力が上昇しても0.07Mpa以上になると圧縮空気をドラム缶の外へ逃がすように設計しておりますので
ドラム缶が破裂する事はありませんのでご安心下さい。

◎密閉保管可能
揮発性の高い液体を密閉式のため、安全に保管できます。引火性液体も揮発の心配ありません。

◎高粘度の液体に対応
従来のドラムポンプで対応するのが難しかった粘度(3,000cPまで)の液体でも使用可能です。もちろん低粘度の液体もパワフル吐出できます。

◎故障が少ない
モーター類を使用せず流路に障害物がない為、少々のスラッジや小さな浮遊物混入であれば対応可能です。

◎液体を無駄なく吐出
吐出用のポンプはエアの圧力により液体を吐出するためドラム缶内の液体が他の電動・手動ポンプに比べて無駄なく吐出できます。
缶内に残るのは深さ約5mm(約200cc程度・テスト値)程度です。

◎吐出方法も選択可能
流路を妨げないボールバルブタイプと、片手で操作可能な手動ガンノズルタイプ(型式末尾にNがつくタイプ)がございます。
ボールバルブノズル、手動ガンノズル、オートストップガンノズルに変更可能です。

《メリット》
●残液少(約200cc)、無駄なく吐出可能
●揮発性、引火性液体も安全移送
●コンプレッサ1馬力駆動で静音
●空気消費量が少く省エネ
●少量の小さな異物混入であればOK
●連続運転可能

《特長》
●JIS規格200Lクローズドラム缶(大栓G2)専用
●ドラム缶密閉加圧式で吐出専用、回収不可
●レギュレータと安全弁の2重減圧で安心
●静電気対策アース線付き(G,AS,SUSタイプのみ)

《エアプレッシャーポンプのしくみ》
ドラム缶に減圧した圧縮エアを挿入し、ドラム缶の内圧を変化させることにより液体を吐出・吸入するポンプです。
流路に障害物がないため、異物の混入した液体や粘度(3,000cPまで)のある液体にも対応でき故障がありません。
また、エア式ですので引火、爆発の恐れのある液体や環境でも使用できます。
※流量計・ガンノズル付は異物混入不可


《吐出のしくみ》

吐出のしくみ

レギュレータ(減圧弁)の設定の仕方(APDシリーズ)

出荷時は、“コンプレッサー投入圧が0.7MPaの時にドラム缶内の圧力が0.025MPa”になるように設定しております。
ドラム缶の種類により変形する場合もあるため初期設定を0.025MPaにしておりますが、お客様が高い性能を求められる場合には0.05Mpa近くまで上げることも可能です。但し、0.05MPaの圧力で使用する場合には、圧縮エアをドラム缶内に注入した際にドラム缶内の圧力変化により、天板が大きな音を鳴らすことがありますので、作業場周辺への配慮をお願いいたします。また、付属の安全弁は(0.05Mpa)で開くように設定されておりますのでご了承下さい。

安全のため、絶対に0.05MPa以上には設定しないでください

レギュレータ(減圧弁)の設定の仕方

設定方法(レギュレータ SMC AR25)
①コンプレッサー投入圧が1MPa以下であることを確認してください。
②ドラム缶内に圧力が掛かっていないことを確認してください。
③調圧ハンドルが回らない時はロックが掛かっている状態ですので、調圧ハンドルを下に引っ張って解除してください。
④調圧ハンドルは、正面から見て右回転でドラム缶内の圧力を高く、左回転で低く出来ます。
⑤調圧ハンドルの調整は必ず手で行ってください。工具等を使用しますと、故障の原因となります。
⑥圧力調整後、調圧ハンドルを上に押せばロック状態になります。ロックされにくい時は左右に少しづつ回しながら、上に押してください。

追 記:残圧処理(ドラム缶圧力除去)を行う必要がある場合は、当レギュレータで行わず、必ず本体裏側のエア抜バルブで行ってください。圧縮空気(エアカプラ等)を抜くことでは、残圧処理は出来ません。

《改善例》

ドラム缶内の残液少なく吐出したいとき
現状・問題
×防爆モーター式電動ポンプは高額
×ドラム缶内に残液する
×メンテナンスが大変
×手作業は危険で重労働
×引火性液体で取り扱うのが危険
改善例
引火性液体も安全に小分け 缶内ムダ無く吐出
〇時間短縮 〇工数削減 〇経費削減 〇安全確保

仕様表

溶剤用

APDシリーズ
型式 APD-20AS APD-25AS APD-20ASN APD-25ASN APD-20SUS APD-20SUSN
使用可能容器 200Lクローズドラム缶(JIS規格:大栓G2/小栓G3/4)密閉加圧式
使用液体 溶剤※
使用可能粘度(cP) 3,000
最大吐出量(1cP時/L/min) 35 115 30 70 40 35
最大押上揚程(m) 2
付属品 ノズル ボールバルブ 手動ガン(GN-ALT20/25) ボールバルブ 手動ガン(GN-SUS20)
ホース材質 SUSホース
ホース(内径×長さ) Φ19×2m Φ25×2m Φ19×2m Φ25×2m Φ19×2m
エア接続口 エアカプラプラグ(オス)
アース線
接液部材質 本体・ノズル AL/Bs/SUS/CAC SUS304
パッキン PTFE/FKM/FFKM EPDMパッキン付※ PTFE/FFKM
質量(kg) 6.3 8.5 6.2 8.4 7.8 7.6

※アセトンやMEKなど溶剤により、標準フッ素ゴムパッキンを付属のEPDMパッキンに変更してご使用下さい。
※溶剤をご使用の場合は材質を侵さないものに限ります。
※防爆については、所轄の消防署により見解が異なる場合がございますのでご確認ください。

購入ルート

《代理店》
弊社商品は全国の代理店に販売しております。お近くまたはお取引のある販売店様・機械工具店様にて、『アクアシステムの○○という商品』とお伝えいただければお買い求め(お見積)いただくことが可能です。

《ネット販売》

ぽんぷやさん本店
http://www.ponpuyasan.com/

動画

※動画でご紹介しております製品には同型式での仕様違い等がございますのでご注意ください。
※製品は撮影時期当時のものとなります。現時点や販売時期によりましては、製品のデザインや仕様が異なる場合がございます。ご了承ください。

参考資料

※部品の注文時は、対象の「型式」、パーツリスト掲載の「10桁の商品コード」、「部品名」を明記してご依頼下さいますようお願い致します。

よくある質問

エアプレッシャーポンプ (APD シリーズ)よくある質問(Q&A)


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